『現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド』の執筆に参加しました

WP-Dという持ち回りブログのメンバーで執筆した第2弾『現場でかならず使われているWordPressデザインのメソッド』がMDNより発売された。おしゃれカフェのサイト制作を課題として、WordPressのスターター・テーマである「_s」とCSSフレームワーク「Foundation 4」を利用したテーマカスタマイズを紹介している。もちろんスマートフォンに対応したレスポンシブWebデザインにも触れている。

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まずはローカル環境の構築方法とサンプルテーマの導入、そしてループやカスタム投稿タイプ、各種プラグインの設置などWordPressサイトの基本構築について、さらに多彩なデザインとしてソーシャルやスマートフォン対応、jQueryやWebフォントを利用したビジュアルなど、執筆メンバーで出しあった現場のテクニックがぞんぶんに詰まっている。
WordPressでサイトを作ったことはあるけど、もうひと工夫していまどきの見せ方をしたいという方にオススメの一冊だ。

この中で私が担当したのは、カスタマイズ編を中心に7つの章だ。

・検索機能を導入する
・基本SEO&SMO対策
・定型作業用にショートコードをつくる
・メインビジュアルをスライドショーに
・Lightbox系プラグインで画像を見栄えよく表示
・Pinterst風に画像を一覧表示
・テーマカスタマイザーをカスタマイズする

Pinterst風については、Masonryを利用したテーマを公式ディレクトリに登録しているので得意とするも「Foundation 4」を使いつつというところに苦労した。便利そうに見えて、ライブラリやフレームワークを組み合わせるのは悩んでしまう。もっと使い慣ればよいのだろう。

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ショートコードの章では、カフェのスタッフ紹介を表示するショートコードを作成している。すでに他メンバーが書いたカスタム投稿でカフェのスタッフを登録する章があったので、カスタム投稿をショートコードとして表示することになった。アイデアを出し合っての方針とはいえ、カスタム投稿を使ったことのない私はひそかに焦った。同書のカスタム投稿の章を必死に読みつつショートコードを作ったのは今だから言えることだ。おかげで今はカスタム投稿どんとこいである。

自分が書いたものがこうやって書籍になると、自分が書いたもの以上になにかよいことが書いてあるように見える、とは他の執筆メンバーの言葉である。見本として届いた紙面を見て私も同感だった。なお「現場でかならず使われている」というのはMDNのシリーズ本のようだ。会社員である私にとって現場ってどこよ?とはどうか思わないでほしい。

アドバイスをくれたりコードチェックをしてくれた執筆メンバー、こんなによい本に仕上げてくれた編集さん、ありがとうございました!

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発売日にはさっそく新宿ブックファーストで売っているのを確認。同じWP-Dの関連本として『プロが選ぶ WordPress 優良プラグイン事典』も一緒に並んでいる。
どうぞよろしくお願いします!

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