BuddyPressで街のポータルを作るワークショップに参加

2013年10月6日(日)BuddyPressの勉強会に参加した。BuddyPressとはWordPressをSNSとして利用するためのプラグインだ。講師はもちろん、BuddyPressといえばこのひとITかあさん

今回はハンズオン!

BuddyPressってなんだろう?というような勉強会がちょうど1年前にあり、おもしろそう!と思いつつプラグインをインストールすることもなくすごしてしまった。今回は街のポータルを作るハンズオンということでノートパソコンのローカル環境にWordPressの最新版とBuddyPressをインストールして臨んだ。時間ちょうどにコワーキングスペースCo-edoに行くとすでにみなさん揃っていて、もくもくと環境を構築している最中だった。

BuddyPress.org
BuddyPress.org

ちょっと出遅れてしまった。

BuddyPressをインストール

まず以下の手順でBuddyPressをインストールした。

  1. インストール
  2. 日本語化
  3. 新規固定ページを作る
  4. パーマリンクをデフォルト以外に設定
  5. 固定ページを2つ作る
  6. ユーザ追加
  7. ユーザ有効化
  8. ユーザの追加をだれでもできるようにする(ただし購読者とする)

プラグイン オン プラグイン

さてBuddyPressはプラグインでありながら他にも専用プラグインがたくさん出ており、それらを組み合わせることでポータルサイトっぽいものができるのだ。
たとえば、

  • BuddyPress Active Plus
  • BP Profile Search(ユーザ検索)
  • WP User Frontend(管理画面に入らなくても投稿できる)
  • Buddy Press Profile Widget for Blogs(アクティブユーザの一覧)

どのようにプラグインを組み合わたらよいか、事前に動作確認された上での紹介だったので構築はスムーズに進んだ。
と同時に、プラグインのためのプラグインもあると知る。

BuddyPressに関する情報なら、BuddyDEV

BuddyDEV
BuddyDEV

ユーザを追加

ここまで行うとユーザのプロフィール欄に項目が追加され、ほんのりとSNSらしさが漂ってくる。

  • プロフィール欄で項目追加(住所、ヨミなど)
  • 追加したら一度だけログインすることでユーザ認識される
  • WP Profile Searchをウィジェットで追加

どんなテーマを使うか?

BuddyPressでは通常のWordPress向けのテーマを使うことはできない。BuddyPressプラグインのなかに専用テーマが同梱されているので、まずはそれを使うとよい。もちろんBuddyPress向けのテーマを自作することもできるがとてもむずかしいので、まずはBuddyPressのデフォルトテーマの子テーマとしてカスタマイズしていくのがおすすめとのこと。

ポータルっぽいものができた

そうこうしているうちに自分のPCのなかでポータルっぽいものを動かすことができた。BuddyPressはじめ関連のプラグインはほとんどの情報が英語ということもあり、なかなかとっつきづらく手を出すにも勇気がいる。半日でここまで体験できたのは嬉しい!

その他Tips

BuddyPress Activity Plusで画像や動画の投稿ができるようになる

WP User Frontend(無料版)
固定ページ「記事の投稿」を追加し、[wpuf_addpost]を内容にかく
固定ぺーじ「ダッシュボード」を追加し、[wpuf_dashboard]を内容にかく
ナビゲーションに「記事の投稿」「ダッシュボード」が追加される
記事の投稿ができる(無料版はテキストのみ)

テーマをカスタマイズするには、bp-custom.phpをPlugins直下に置く。
buddypress版のfuncions.phpのようなもので、親メニューの追加、・アクション追加…などBuddyPress全体にかかわるカスタマイズはここに書く。
funcions.phpにするとアップデートで上書きされてしまうためここに置こう。

BuddyPressの事例

BuddyPressの事例は WordPress showcase buddypress にて一覧を見ることができる。いまのところ海外のサービスばかりだ。

BuddyPressの事例として必ずあがる「Tasty Kitchen」
BuddyPressの事例として必ずあがる「Tasty Kitchen」

普通のSNSならFacebookなど既存サービスでことたりるため、BuddyPressを使うとなるとニッチなコミュニケーション向けやニュースサイトのプラスアルファを考えるとよいだろう。構築したはよいけど国内ユーザーに受け入れられるのだろうか?という課題があるなか、ITかあさんがなにか考え中とのこと。
楽しみ!

BuddyPressに関してはこちらの記事もおすすめ!
WordPressにFacebookのようなSNS機能が付けられる!BuddyPressで出来ることまとめました | WP-D

4件のコメント

  1. Activityに対しての「コメント」ができなくなってしまいました。

    突然のメールすみません。アドバイスがあればお願いします。

  2. 検索でこちらにたどり着きました。
    現在、BuddyPressを用いて会員サイトを制作しているのですがつまづいており、
    参考になるサイトなり構築方法をお教え頂けないかと思いメールいたしました。
    テーマは独自のテーマを利用しています。

    会員ユーザーに記事投稿させて、
    例えばAユーザーの記事ページから
    1)Aユーザーのマイページへのリンク方法
    2)記事ページ下部にAユーザーへのお問い合わせフォーム

    1)の場合は、BuddyPressのテンプレートタグ?を用いて、Aユーザーの値取得でリンクさせれば問題ないと思うのですが、タグはどんなものかが見つけられないでいます。もしくはそんなものはないのかもしれませんが。

    2)の場合、Aユーザー記事ページを拝見した購読者がページ下部に設置した、お問合せフォームから直接連絡取れるようにしたいです。
    そうなったとき、Aユーザーのメールアドレス値取得と、コンタラクトフォームの設定などをしないといけないと思います。

    1)2)とも、投稿ユーザーの値が取得できる方法を、アドバイス頂けないでしょうか。
    よろしくお願いいたします。

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