鳥山@sysbirdです。
さる2016/9/17(土)〜18(日) WordCamp Tokyo 2016 にご来場ありがとうございました。スタッフのみなさんもおつかれさまでした!
この2日間で私が体験したことと、これからの課題として得たヒントを記しておきます。
セッションデイ
1日めはグローバルトラックで翻訳イヤホン配布・回収しながら聞き耳を立てていました。
グローバルトラックは、WordPressを作っている人たちによるセッションを同時通訳で聞く事ができます。もし一般参加していたら聞く予定ではなかったものの、思いのほかわかりやすく興味深かった。WordPressの最前線のことを聞いている、という雰囲気を味わいました。
RTL言語を知る
受け持ちを終えた15時過ぎ、ちょうどやっていたのが「What is the responsibility of plugin developers? / プラグイン開発者の責任とは何か」Contact Form 7の作者Takayuki Miyoshi さんのセッションでした。
ここで多言語対応としてRTL言語を知ります。Right-to-left 、右から左に書く言語。そういえばWordPressのテーマにもRTL Language Supportというテーマタグがあるけれど、私にも対応できるのかしら?と、ヒントをいただいたのでした。
コントリビューターデイ
2日目はコントリビューターデイ。
自分のできそうなことでWordPressに協力する日です。私は「テーマ制作」のメンターとして参加。もうひとりのメンター羽野さん含め11人が集まり、WordPress のテーマディレクトリ登録を目指しました。
実際にテーマを申請したり、Theme Checkを繰り返しながらブラッシュアップしたり、TwentySixteenを日本語できれいに表示するため子テーマに取り組んだりと、集中しました。テーマ登録は時間がかかることですので、この日がきっかけになるとよいですね。
RTL言語を試す
私はスキをみながら、RTL言語をさっそく試していました。
WordPressはダッシュボードで言語を切り替えることができます。試しにアラビア語にしてみたら、ダッシュボードのサイドバーが左右逆になるのです。
さらに、自作テーマでもサイドバーの位置が逆になっています。身に覚えのないものをいったいだれがひっくり返しているのか?
コアチームに相談しにいったところ、WordPressが対応しているほかに、CSSのFlexboxが対応しているのではないか?おそらくfloatを使ってレイアウトした場合はひっくり返らないのでは?という予測にいたりました。
RTL言語の対応としてよくいわれるtext-align の他にも、Submitボタンの配置や余白の調整も必要そう、とのアドバイスいただきました。
スタッフとして復帰
私は2年前に体調を崩しコミュニティから遠ざかっていました。今回のイベントが決起した際は、治療中だったためスタッフ参加を見送りました。体力が回復したころ7月のWordCamp Kansai に参加、そして今回はコントリビューターデイのメンターにお声がけしていただきました。遅れながらもスタッフとして参加することができて、嬉しかった。
久しぶりに会ったかた、初めて会ったかた、ありがとうございました!!