前回の「WordPressのテーマでカスタムヘッダーのプレビューはいらなくなった」に引き続き、最近のテーマ開発で気がついたこと。
<title>タグを出力するために、これまでheader.phpの
内にwp_title()を書いていた。これも4.1からは必要なくなっている。TORIYAMAHONPOS WordPressのまめ知識
前回の「WordPressのテーマでカスタムヘッダーのプレビューはいらなくなった」に引き続き、最近のテーマ開発で気がついたこと。
<title>タグを出力するために、これまでheader.phpの
内にwp_title()を書いていた。これも4.1からは必要なくなっている。WordPressのテーマを日本語化するには、翻訳ファイル(.po)を用意しpoeditで.mo形式にコンパイルする。2014年5月のWordBench各地の春の翻訳&ドキュメンテーション祭りでも取り上げられたので、実践しているユーザーも多いだろう。
テーマ内で文字列を出力する際には以下のようになる。
_e('Hello', 'テキストドメイン名');
では、ダッシュボードのテーマ一覧でテーマ詳細に表示される説明を日本語化するにはどうすればよいのか?この文字列はstyle.cssに記述されているため、_e()や__()といった翻訳関数を介することはない。
いったいどこに何を書けば、テーマの説明が日本語化されるのだろうか?
WordPress.orgに新しいテーマを申請してから3カ月目となる。
担当レビュアーに「Nice Job!」と褒められたかと思えば、先輩(シニアレビュアー)が出てきて「ここがダメあそこがダメ」とやり直し。Fixして再申請でなんとかapproved(承認)。
ところが先輩は「作者URLに問題アリ」と、まさかの激オコ。作者URLといえば本ブログだ。何がダメなんじゃー!?理由が分からずも面倒なので作者URLをWordPress.orgのプロフィールに差し替えて再申請した。
すると別の先輩(?)から「テーマカスタマイザーでサニタイズしてください」との指摘とともに、ステータスが reopened(再開)に降格してしまった。
テーマレビューではapprovedまで行けばあとはLive(公式ディレクトリでの公開)を待つばかりと油断していたら、逆戻りすることもあるのだった。
そして、サニタイズってなんじゃー!?
2014年5月17日(土) 春の翻訳&ドキュメンテーション祭りと題して、WordPressの翻訳に貢献するためのハンズオンが全国13箇所のWordBenchにて一斉に行われた。日本語化が進んでいないテーマ、プラグイン、Codexについて自分たちで翻訳しようと、それぞれの地域にWPerたちが集まった。
翻訳に取り組むのは初めてという参加者が多いなか、Googleハングアウトによる事前説明が行われた。
各地のWordBenchに参加しながら同時に勉強会を行うのは初の試みである。