WordPressの楽しみのひとつに、テーマ選びがあります。
テーマディレクトリに登録されている数々のテーマから選んでインストール、コンテンツに合わせてカスタマイズしていくのがWordPressの醍醐味といえましょう。もちろん、最初からオリジナルのテーマを作り上げてしまうプロフェッショナルや、そろそろテーマ作りに挑戦したい方もおられるでしょう。
誰でも登録できる
テーマディレクトリには誰でも登録できるって、知っていましたか?
私は知りませんでした。
テーマディレクトリのテーマはWordPressの会社の人が作っているんだろう、と思っていました。そんなある日のWordBench(東京)で、自分の写真ブログ用にもくもくとテーマを作っていると言われました。「公式テーマに登録してみたら?」「えー、いいの?私が登録しちゃってもいいのですか?」
私のきっかけとなりました。
コツコツやってみる
テーマはできた。ここからどうしたらいいんだろう?
テーマディレクトリにあるフォームからzipを送信します。「えぃや!」というかんじです。受理されると、審査してくれるテーマレビュアーとのやりとりが始まります。やりとりが英語ということもあり少々くじけます。英語や技術面でわからないところを質問しながら少しづつ進みます。できる範囲でコツコツやることです。テーマレビュアーも同じ気持ちではないかと思います。
こうして審査を通過したテーマは、安全なテーマとしてWordPressのテーマディレクトリより配布されます。
子テーマでもいい
子テーマも登録することができます。親テーマをベースにカスタマイズする子テーマは、コードが少なくて済みます。なんならCSSだけでもよいのです。
コントリビューターデイからはじめよう
さて、来たる2016/9/17(土)〜18(日)西新宿にて、WordCamp Tokyo 2016が開催されます。
2日めの9/18はコントリビューターデイとなります。コントリビューターデイとは、WordPressのドキュメントを翻訳したり、ユーザーの質問に答えたり、自分のできそうなことでWordPressに協力してみようという日です。
この中で行われる「テーマ制作・プラグイン制作」では、WordPress の公式ディレクトリ登録を目指して、実際にテーマやプラグインを作成します。作りかけのテーマを持ってきて、続きをやっても OK です。完成したテーマを申請してみるのもよいですね。
テーマレビュアーもいらっしゃるので、レビューの様子を見たり、質問することもできますよ。
まずはここからやってみませんか?