週末にWordPress 3.2 の日本語版がリリースされてた。今回はメジャーアップデートということで、コードネームはGershwin!
目立った変更点はダッシュボードのデザインだ。サイドメニューが立体的になり主張しすぎている。ネットワークのメニューがどこにあるのかわからなかった。ログアウトもよく使うから、ドロップダウンになってるのは面倒かな。このへんは慣れであろう。
まずはダッシュボードにアクセスすると、「お使いのブラウザは古すぎます!」というメッセージが大きく表示されて驚いた。某アドオンが捨てられなくてFireFox 3系を使っているためだ。そんなに古すぎるだろうか?「お使いのブラウザは古いかも?」ぐらいに和らげてほしいよ。
それより新テーマが追加されるという事前情報が気になっていたので、さっそく使ってみた。新テーマのTwenty Eleven はHTML5 + CSS3で作成されている。ページ遷移するたびにヘッダー画像が切り替わるのは、[外観]メニューの[ヘッダー]設定でオンオフ可能になっている。さらに[外観]メニューに[テーマ設定]という項目が追加されている。ここでは全体的に白背景か黒背景かを選択できる「色の設定」と、「リンク色の設定」「デフォルトのレイアウト」の設定がある。「デフォルトのレイアウト」とはサイドメニューの位置を左か、右か、無しかを選択できる。
業務用テーマを作成する場合にはこのようなカスタマイズは無用に思えるものの、配布テーマとなるとコードを触らずとも設定できる項目が重要になってくる。自由度が増すぶん公式テーマの審査基準も上がるんだろうなぁ。
構成ファイルを見るとloop.phpはなくなってて、かわりにcontent-XXX.phpのようなフィアル名がたくさんある。投稿フォーマットに関係があるのか?Twenty Eleven のすみからすみまで観察して勉強しなければ!