WordBench埼玉 vol.10でハッカソン

2014年1月25日(土) WordBench埼玉勉強会Vol.10「WordPress3.8について勉強しよう」に参加した。大宮のコワーキングスペース7Fにて、年末にリリースされたWordPressの最新バージョン3.8について理解を深めつつハッカソン。このところチャレンジ企画が続くWordBench埼玉なのだ。

WordPress 3.8 日本語版 こうしてうまれた

WordPress日本語版作成チーム おで(@odyssay)さんのセッション。WordPress 3.8の英語版(本家)がリリースされてから日本語版がリリースされるまでの流れを紹介してくれた。

WordPress日本語チームにはだれでも所属することができる。現在45人ほど登録されているなか、実際に動くのは5人ぐらい。リリースごとに持ち回りのリーダーを決めて翻訳作業が行われる。今回は順番的におでさんがリーダーとなり翻訳作業が進められた。
2013/12/12に本家がリリースされた3.8は、2013/12/16に日本語版がリリースされた。このスケジュールはとくに決められていないそう。本家のチームと情報を共有しつつ事前から動き始め、本家がリリースされると同時に一気に作業を進めるとこのと。

WordPress 3.8 日本語版
WordPress 3.8 日本語版

日本語版のリリースには日本語チーム内の承認、本家スタッフの承認が必要なためどうしても時間差は生じる。とはいえ4日後にリリースされるとは早い!ありがたい!

ハッカソン

WordBench埼玉では初の試みとなったハッカソン、私自身もハッカソンに参加するのは初めて。参加者が同じように手を動かして進める前回のハンズオンに対して、ハッカソンとはあるお題について自分なりに何かを作っていくスタイルだ。4つのお題でグループ分けし2時間のもくもくタイムとなった。

ハッカソンのヒントとして出されてお題は、
・3.8新機能、関数、フックを使ってみよう
・Twenty Fourteenをカスタマイズしよう
・Jetpackを使ってみよう
・Webフォント使ってみよう

Webフォント使ってみよう

私は参加したのはWebフォント使ってみるグループだ。
デフォルトテーマはじめ公式ディレクトリのテーマでWebフォントやアイコンフォントが広まりつつある。3.8からはダッシュボードもDashiconsGooglefontsといったフォントが使われている。アイコンを自作しなくてよいだけでなく、自由なサイズや色で表示できるWebフォントを使い倒したい!

アイコンフォントはautomattic提供のGenericonsがオススメ。Twenty Fourteenでも使われている。他にも検索すればいろいろ出てくるので好みのセットを使えばよいだろう。Webフォントも欧文ならさまざまなものが提供されている。Googlefontsだけでも種類が豊富ですぐに使えるとことが嬉しい。
こうしたWebフォントはローカル環境にインストールすることで、PhotoShopなどアプリケーションで使うこともできる。

Genericons
Genericons

肝心の日本語のWebフォントはまだまだ少なく、ほとんどが有料だ。もし利用したとしても動作が重くなってしまう。日本語のWebフォントを使ってブログをかわいくするのはもう少し先のことなのか。

運良くグループ内に某カリスマデザイナーがいたため、ほとんど教えていただくハンズオン的になってしまった。アイコンフォントの自作もやってみたいな!

Jetpackを使ってみよう

他のグループで気になったのはJetpackだ。
ギャラリーのタイル表示を行ったり、ソーシャル関連を設置したり、フォームを表示したりすることができるプラグインで、バージョンアップのたびに新しい機能が追加される。機能が豊富すぎて使いこなせないイメージがあったものの、提供されている機能から選んで有効化して使えばよい。
CSSを上書きする機能もあって気軽に記述できる。こうなるとわざわざ子テーマにしたり、テーマカスタマイザーを導入することもないのだろうか。
実はJetpackを使ったのは今日はじめて。

Jetpack
Jetpack

2時間という時間の短さもありハッカソンとしての成果はあまり見られなかったものの、3.8に触れるよい機会となった。

ライトニングトーク

次期WordCamp東京の実行委員長の一人となる清野氏より「WordPress上達する近道」
そのコツはだたひとつコミュニティに参加することだ、と清野さんは言う。コミュニティに参加することで「勉強」「刺激」「成長」の相乗効果でスキルがどんどん身についていく。それだけでなくコミュニティが縁で結婚したり、本を書いた人もいる。つまりコミュニティに参加すればモテるかも?

私もWordPress Advent Calendar 2013で書いた内容をスライドで発表した。

普段の業務ではWordPressから離れていることが多いので、こうして集まって手を動かしたり話をするとまたWordPressでなにかやりたい熱がこみ上げてくる。これもコミュニティによる「刺激」だろう。
おつかれさまでした!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください